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特異性の高い抗体製作

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抗体製作手法の開発

免疫沈降法はタンパク質などの特定の大きな生体分子の検出や分離において重宝される手法です。プロトコルが確立されて日常的に利用されているものも多く、特異性が高いのが特徴ですが、そのための抗体製作において試行錯誤が必要で時間がかかりがちです。今後はこの抗体製作における新しい方法論が開発されるでしょう。数種類の結合能のある抗体から類似構造を推定して抗体を作り上げる手法が開発されれば、免疫沈降に必要となる抗体を効率的に製作できるようになります。こういったアプローチでの新手法が開発されることにより、タンパク質のみならず、あらゆる生体分子の検出や分離のためにルーチンとして免疫沈降が用いられるようになるに違いありません。

抗体製作の実態と教科書

免疫沈降法は基本的な生物学の教科書に載っているほどポピュラーな実験手法になりました。その原理も明確に記載されていて、特異性の高い検出及び分離の手法としてよく知られるようになっています。その有用性の高さから、もはや生体分子の検出ともなれば新手法は必要ないと考えられてしまいがちです。しかし、知っておかなければならないのが抗体製作の実態です。特異性の高い抗体を作り出すためには、マウスに抗原を投与してモノクローナル抗体を単離するということを行わなければなりません。しかし、単離してきたモノクローナル抗体が必ずしも特異性が高くないため、何度も作りなおしをする必要があるのです。そのため、新しい抗体作製法が求められているという現状があります。